文/編集部
愛犬と離れ離れになった家族
コロナウイルスによる移動の制限は人間以外にも影響を及ぼしている。家族の一員であるはずの愛犬と一緒に帰国する事ができないとしたら、どれだけ悲しいかは想像するまでもないでしょう。
パンデミックによって5ヶ月間も会う事ができなくなってしまったオーストラリア人家族の話を紹介したいと思う。
アメリカから急遽帰国
犬の飼い主はオーストラリア人のガイ、ゾエ・エルベック夫妻とその二人の子供。エルベック一家は愛犬のダックスフンド、ピップスクゥエクを連れてアメリカ旅行を楽しんでいたのだが。急遽コロナウイルスの感染拡大により帰国を余儀なくされた。
急ぎの帰国であった為、一家はノースキャロライナに住む友人にピップスクゥエクを預け帰国後にオーストラリアに送ってもらう予定となっていた。その間にオーストラリアの海外からの入国に対しての規制レベルが高くなってしまい、オーストラリアに犬を送る事が難しくなってしまったのだ。
規制レベルが上がる前のオーストラリアにペットが入国する際には10日間の検疫期間が設けられるだけで済むものであった。
その後ピップスクゥエクはオーストラリアに帰国まで5ヶ月もかかってしまった。
ちょっと一言
犬を本当に家族だと思うなら、しっかりそういう時も自分達だけ先に帰るとかしないでもらいたい。
結局のところは家族ではないんだなと思うような話だ。感動的な話のように思えて結局のところ人間の勝手さが際立つ話だった。
Reference:DailyNews